ダーウィンはオーストラリアの軍事史に深く関わっています。1942年2月、日本軍の空襲の標的となったダーウィンには、真珠湾よりも多くの爆弾が投下されました。
トップエンドは、かねてからオーストラリア軍やアメリカ軍の巨大な拠点であり、それは現在も変わりません。市内には、軍事的な歴史について学び、発見することができる場所がたくさんあります。
最初の訪問先:ダーウィン軍事博物館(Darwin Military Museum)
ダーウィン軍事博物館(Darwin Military Museum)は、ビーグル湾(Beagle Gulf)を見下ろす絵のように美しいイースト・ポイントにあります。この遺産登録地域には、第二次世界大戦の要塞や軍用車両、大型の砲弾などがあります。1932年から1945年までの、第二次世界大戦におけるダーウィンの役割に焦点を当てた博物館です。
ディフェンス・オブ・ダーウィン・エクスペリエンス(Defence of Darwin Experience)を体験する
ディフェンス・オブ・ダーウィン・エクスペリエンス(Defence of Darwin Experience)は、博物館の物理的な壁を越えて、ビジターに没入型のインタラクティブなマルチメディア体験を提供するオーストラリア初の施設です。
日本軍によるダーウィン空襲のドラマを、このインタラクティブな展示で体感してください。生き残った人々の話を聞き、75年以上前に撮影された実写映像を使ったショートフィルムをご覧ください。
ダーウィン・ウォーターフロントでランチ
ダーウィン・ウォーターフロントのライム・カフェ(Lime Cafe)では、ボリュームたっぷりの食事も軽食もあり、お好みに合わせて選ぶことができます。すべて新鮮な食材を使った自家製のお料理で、ダーウィン・ウォーターフロントの風景を眺めながらランチを楽しむことができます。
歴史あるストークスヒル・ワーフ(Stokes Hill Wharf)でロイヤル・フライング・ドクターサービス(Royal Flying Doctor Service:RFDS)施設を体験
ストークスヒル・ワーフ(Stokes Hill Wharf)には、独自の歴史があります。1942年2月19日の日本軍による空襲で半壊した後に再建され、2008年には映画『Australia(オーストラリア)』で使用されました。このワーフは現在も、小型船のための作業用埠頭として機能しています。
ワーフのスタート地点には、ロイヤル・フライング・ドクターサービス(Royal Flying Doctor Service)ダーウィン観光施設があります。この素晴らしい施設では、ダーウィン・ハーバー爆撃のドラマをテクノロジーを使って再現しています。実物大のホログラム、ストーリーを語るインタラクティブなゴースト、バーチャルリアリティの演出、実物大のレプリカなど、この施設で学ぶことで畏敬の念を抱くことでしょう。
第二次世界大戦石油貯蔵トンネル(WWII oil tunnels)を探索
ダーウィン市の崖の下には、第二次世界大戦石油貯蔵トンネル(WWII Oil Tunnels)があり、探検ツアーのために一般公開されています。ここはまさに、歴史に埋もれる場所です。トンネルの中では、解説板を読みながら、セルフガイドでくまなく歩き、さまざまな展示品を見ることができます。
簡単に移動
少し違った移動方法でダーウィンのすべての軍事史を見るには、乗り降り自由のダーウィン・バス・ツアー(Darwin Bus Tour)に参加してみましょう。軍事史に特化したツアーをご希望の方は、ダーウィンの歴史と戦時体験(The Darwin History and Wartime Experience)またはダーウィン空襲(Bombing of Darwin)ツアーがおすすめです。
ヘリテージ・リンク・アトラクション・パス(Heritage Link Attraction Pass)を利用してさらに知識を得る
ダーウィンとその周辺に散在する軍事史の印象的なコレクションを、インタラクティブな体験のトレイルでたどって見てみましょう。ヘリテージ・リンク・アトラクション・パス(Heritage Link Attraction Pass)を使うと、4つのエキサイティングなヘリテージとヒストリーのアトラクションに割引価格で入場できます。ロイヤル・フライング・ドクターサービス(Royal Flying Doctor Service)、ダーウィン軍事博物館(Darwin Military Museum)、Darwin Aviation Museum(ダーウィン航空博物館)を訪れ、マイリー・ポイント地区(Myilly Point Precinct)のガイド付きツアーに参加しましょう。
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