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East Point Reserve is Darwin's largest park area

気候と季節Northern Territory(ノーザンテリトリー)

6月から7月の冬の間、Australia(オーストラリア)の多くの地域では震えるほど寒くなりますが、Northern Territory(ノーザンテリトリー)では輝く太陽と素晴らしい大自然が待ち受けています。

Australia(オーストラリア)の夏は、熱帯性暴風雨によりTop End(トップエンド)の滝が豊富な水をたたえ、野生生物が最も活発になる時期です。Red Centre(レッドセンター)では、ウォーターホールで気持ちのよい水遊びを楽しめるシーズンを迎えます。

それよりも涼しい月でさえも、Top End(トップエンド)は常に温暖なので快適に過ごすことができます。Red Centre(レッドセンター)では、陽光に満ちた風土と冒険にぴったりの気候が迎えてくれます。

Northern Territory(ノーザンテリトリー)の旅のベストシーズン選び

Northern Territory(ノーザンテリトリー)は北から南に広がっており、その距離は約1,600kmにおよぶため、2つの異なる気候帯に分かれています。

温暖で熱帯性のTop End(トップエンド)と、雨が少なく乾燥したRed Centre(レッドセンター)です。

Top End(トップエンド)には、Darwin(ダーウィン)Katherine(キャサリン)Kakadu(カカドゥ)Arnhem Land(アーネムランド)などの都市があります。気候は熱帯性で、乾期と雨期の2つの季節があります。どちらの季節も約6か月間続きます。

Red Centre(レッドセンター)には、Alice Springs(アリススプリングス)Tennant Creek(テナント・クリーク)Uluru(ウルル)地域などがあり、雨が非常に少ないのが特徴です。季節は、夏、秋、冬、春の4つがあります。夏場は気温が高くなり、冬の夜は凍えるような寒さになることがあります。

Northern Territory(ノーザンテリトリー)をいつ訪れるべきかは、どこに行きたいか、どのようなアクティビティを体験したいかによって決まります。このページの情報を参考に、Northern Territory(ノーザンテリトリー)を訪れるのに最適な季節を検討してみてください。

どの季節に訪れるとしても、水分補給を欠かさないこと、帽子をかぶること、日焼け対策をすること、天候に合った服装をすることを忘れないでください。

 

Top End(トップエンド)の気候

乾期

Top End(トップエンド)の乾期は5月から10月まで続きます。気温は21°C〜32°C(70°F to 90°F)で雨期と似ていますが、湿度は約20〜35%に下がり、雨はほとんどあるいはまったく降りません。日中はよく晴れ、夜も過ごしやすい気温です。現地では、トンボが乾期の訪れを告げると言われています。

この季節は特に快適な時期として旅行者に人気があります。過ごしやすいため、ブッシュウォーク、ハイキング、キャンピング、サイクリングなどのアクティビティを楽しむには理想的なうえ、ほとんどのエリアに簡単にアクセスできます。

乾期は、好天を利用したイベントが開催されてTop End(トップエンド)がにぎわう時期でもあります。代表的な人気イベントには、 Darwin Festival(ダーウィン・フェスティバル)バルンガ・フェスティバル 、 V8スーパーカーズなどがあります。4月から11月まで、 Deckchair Cinema(デッキチェア・シネマ) では星空の下で映画鑑賞を楽しめます。毎年4月から10月までオープンするMindil Beach Sunset Markets(ミンディル・ビーチ・サンセット・マーケット)もぜひ訪れたい有名スポットです。

雨期/熱帯の夏

Top End(トップエンド)の熱帯の夏とも呼ばれる雨期は、11月から4月まで続きます。年間平均降水量は1,570mm(62”)です。この季節の気温は一般的に25°C〜33°C(77°F〜91°F)で、湿度は80%を超えることがあります。

年末に向けては、熱帯低気圧、モンスーンがもたらす雨や嵐のおかげで、地球上でも他では見ることのできない素晴らしい自然のショーをゆったり座って楽しむことができます。夕暮れ時には、紫、ピンク、青、オレンジの色合いで空が美しく輝きます。雨が降ると、地平線上に積乱雲が姿を現し稲妻が空を駆け抜けます。

Top End(トップエンド)のへき地にある観光スポットの中には、雨期の間、増水のため閉鎖されるところもありますが、ハーバークルーズ、フェリー、飛行機やヘリコプターによる遊覧飛行は一年中運航しています。へき地や国立公園を訪れるなら、出発前に道路の状況を確認するのがよいでしょう。

大地の生命力を感じられる雨期こそ、旅のベストシーズンだと考える地元の人や旅行者もたくさんいます。旅行を適切に手配し、その地域に詳しい人からのアドバイスを得られれば、大自然の美しさと嵐の力強さに出会えるでしょう。 

 

Red Centre(レッドセンター)の気候

Red Centre(レッドセンター)は四季がはっきりしています。

  • :(12月〜2月)。平均気温は20°C〜35°C(68°F〜95°F)。1月は雨が最も多い月で降水量は約40mmですが、気候は乾燥性とされており、1年の大半は空気が乾燥しています。
  • :(3月〜5月)。Alice Springs(アリススプリングス)を訪れるのに最適な季節の1つに数えられます。日中は暖かく夜は涼しくなります。平均気温は12〜27°C(54〜81°F)です。
  • :(6月〜8月)。平均気温は3〜20°C(37〜68°F)です。冬には夜間の気温が氷点下になることがあり、霜が高く積もり、雪のじゅうたんのようになることがあります。
  • :(9月〜11月)。春になると霜が解け、暖かさが戻ってきます。平均気温は13〜31°C(57〜87°F)です。春は、激しい雷雨が発生したり、夜に涼しくなったりすることがあります。

屋外で活動するなら、適切な服装と十分な水を用意してください。比較的涼しい時期に星の下で夜を過ごす予定があるなら、防寒具(厚手のジャケットやニット帽)と適切なキャンピング用品を持っていきましょう。

地域ごとの気候

Darwin(ダーウィン)の気候

Northern Territory(ノーザンテリトリー)の首都Darwin(ダーウィン)には、Top End(トップエンド)の典型的な雨期(11月〜4月)と乾期(10月〜5月)があります。

乾期の間は毎日青空が広がり、気温も20°C〜33°C(68°F〜91°F)と快適な日々が続きます。6月と7月には気温が16°C(60°F)まで下がり、ダーウィンにしては比較的涼しい夜になることがあります。住民たちはここぞとばかりにジャンパーを引っ張り出しますが、このようなことはTop End(トップエンド)ではめったに見られません。

湿度が上がり始め、最低気温が上昇すると、雨期の訪れを感じます。Darwin(ダーウィン)の乾期には、夜間の気温は最低25°C(77°F)、最高気温は乾期と同様 33°C(91°F)ですが、湿度は80%まで上昇します。しかし心配はいりません。午後には雨が降り気温が下がります。特に1月には平均降水量が429mm(17インチ)になります。

Alice Springs(アリススプリングス)の気候

Alice Springs(アリススプリングス)は砂漠性気候で、旅行は1年中可能です。ただし、気温の急激な変動に備える必要があります。

夏は気温が30度(86°F)台後半まで上がることがあり、冬の寒い夜には氷点下になります。

冬または夏に旅行する場合は、気温や天候の変化に備えることができるよう、短期天気予報に注目しておきましょう。

Uluru(ウルル)の気候

Uluru-Kata Tjuta National Park(ウルル=カタ・ジュタ国立公園)の気候は砂漠性です。そのため、空には雲一つなく、平均降水量は少なく、夏は高温、冬は低温になるという特徴があります。

Uluru(ウルル)にはどの季節にも訪れることができます。夏は気温が高く遊歩道が早い時間に終了することがあるため、夏はあらかじめ計画を立てておくようにしましょう。1月の最高気温は平均で38°C(101°F)。過去最高の気温は45.4°C(115.5°F)を記録したことがあります。冬の夜は気温が氷点下まで下がることもあります。

Uluru(ウルル)は砂漠性気候なので、1年の大半は雲一つない空が広がり、平均降水量も多くありません。日の出と日没時はUluru(ウルル)とKata Tjuta(カタ・ジュタ)(Olgas(オルガ))が美しい姿を見せてくれるので、観光客が写真を撮影するための特別な展望台が用意されています。

Kakadu(カカドゥ)の気候

Kakadu National Park(カカドゥ国立公園)は、Darwin(ダーウィン)の東253kmの場所にある世界遺産登録地域で、Top End(トップエンド)の他の地域と同じように雨期と乾期があります。

5月から10月は比較的涼しく乾燥していて、旅のベストシーズンとされています。11月から4月まではTop End(トップエンド)全域で雨が降るため、滝の水量が増え、ウォーターホールの水があふれんばかりになります。

Kakadu(カカドゥ)の多くの地域が雨期には立ち入り禁止となりますが、雨期だけの良さもあります。特別な体験になります。ヘリコプターや軽飛行機に乗って、豊富な水をたたえるKakadu(カカドゥ)の滝、Stone Country(ストーン・カントリー)、絶壁を上空から眺めるには絶好のタイミングです。

Katherine(キャサリン)の気候

Katherine(キャサリン) はDarwin(ダーウィン)の南300km、Katherine River(キャサリン川)のほとりにあります。雨期は気温が上がり、熱帯性暴風雨に見舞われることがあります。

雨期が近くなると湿度が上がります。激しい雷雨が発生すると、景色はどこまでも広がる豊かな緑に変わり、小川や川には魚があふれ、この土地の主たちが恵みを受けます。

Katherine(キャサリン)郊外の最も壮大な景色の1つはNitmiluk Gorge(ニトミルク渓谷)です。雨期の終わりには、水位が上がっています。

Arnhem Land(アーネムランド)の気候

Arnhem Land(アーネムランド)には、Top End(トップエンド)の他の地域のように乾期と雨期があります。

つまり、雨期(11月〜4月)は雨が激しく降り、乾期(5月〜10月)には雨がほとんど降りません。

季節が変わっても気温は大きく変動しません。平均気温は、日中が30数度(80°F台半ば)、夜間は20数度(60°F台後半)です。12月以降、Top End(トップエンド)にモンスーン性の嵐が吹き荒れると、湿度が上がります。

Tennant Creek(テナント・クリーク)の気候

Tennant Creek(テナント・クリーク)はDarwin(ダーウィン)の南1,000km、Alice Springs(アリススプリングス)の北500kmにあります。温暖な砂漠気候で、Red Centre(レッドセンター)の他の地域のように四季があります。1年の大半は晴れて乾燥しており、1年の真ん中の夏と秋は気温が高く、日中は晴れて、夜は温暖です。12月〜3月の夏の間は雨が降ることがあります。

 

Northern Territory(ノーザンテリトリー)の旅のベストシーズン 

Darwin(ダーウィン)の旅のベストシーズン

Northern Territory(ノーザンテリトリー)の州都Darwin(ダーウィン)は常に活気にあふれ、見どころやアクティビティも盛りだくさんです。 

快適に旅するには、5月から10月の間の乾期が最適です。Mindil Beach Sunset Markets(ミンディル・ビーチ・サンセット・マーケット)Darwin Festival(ダーウィン・フェスティバル)など、有名なイベントが開催されるのもこの時期です。

ほとんどの観光客は乾期に訪れますが、だからといって雨期の旅行を取りやめる必要はありません。緑が茂り、午後には嵐が訪れ、熱帯らしいDarwin(ダーウィン)を体験することができます。さらに、クールダウンしたくなったら、Mindil Beach Casino Resort(ミンディル・ビーチ・カジノ・リゾート)のインフィニティのデッキチェアでリラックスできます。

Alice Springs(アリススプリングス)の旅のベストシーズン

Alice Springs(アリススプリングス)は、夏は気温が上がり、冬は気温が下がる傾向があります。しっかり準備しておけば、Australian Outback(オーストラリアのアウトバック)として有名なこの町への旅を楽しむことができます。

気温の激しい変化に敏感な方にとっては、4月から9月が旅のベストシーズンです。春と秋は、暑さと寒さのバランスがよくとれています。

春と秋は気温が温暖なので、屋外で過ごせる時間が長くなります。夕方も過ごしやすいので、アリススプリングスの活気あふれるグルメやエンターテインメントシーンを楽しむのに最適です。

水泳に興味がある方は、Alice Springs(アリススプリングス)のはずれのウォーターホールをめぐるには夏がベストシーズンです。

Litchfield National Park(リッチフィールド国立公園)の旅のベストシーズン

Litchfield National Park(リッチフィールド国立公園)は、Top End(トップエンド)のDarwin(ダーウィン)近くの最も美しいエリアの1つです。5月から10月までの乾期は涼しくなります。旅行の最盛期と閑散期の間の4月は、ピーク時期のような人混みと無縁なので、キャンピングを体験するには最高の時期だと言われています。

Litchfield(リッチフィールド)は一年中訪れることができます。雨期に訪れれば、滝の最も美しい姿を堪能できます。

雨期は増水のため公園の一部地域が閉鎖されることがありますのでご注意ください。

Uluru National Park(ウルル国立公園)の旅のベストシーズン

Uluru-Kata Tjuta National Park(ウルル=カタ・ジュタ国立公園)は、夏は暑く冬は寒いCentral Australia(中央オーストラリア)にあります。どの季節にも訪れることができます。適切な服装で、日焼け止めを塗り、飲料水を常に手元に置いておきましょう。

快適な気候で過ごせるのは秋と春です。気温は快適で、気候は乾燥しています。

Uluru(ウルル)の写真を撮るのに最適なのは、春(9月〜11月)だという専門家もいます。この時期は、高さ348m(1,142ft)の息を呑むような砂岩の地層に光が美しく降り注ぎます。

Kakadu National Park(カカドゥ国立公園)の旅のベストシーズン

オーストラリア最大の国立公園を訪れ、その類いまれなる生物多様性、美しい景色、豊かな文化遺産を堪能するのに最適な時期は、6月から8月までです。日中はよく晴れ(平均気温は30°C前後)、雨の可能性はほとんどなく、湿度も高くありません。南東からのさわやかな風が吹くことがよくあります。

それよりも少し早い時期(4月〜6月)に到着する場合は、天候を気にすることなく、雨期の驚異的な美しさを堪能することができます。滝からは水がほとばしり、Kakadu(カカドゥ)に連なる美しいウォーターホールを満たしています。野生生物は活動的で、観光客も少なめです。

雨期(10月〜4月)になるとかなり落ち着きを見せますが、Kakadu(カカドゥ)が立ち入り禁止になるわけではありません。雨期の間もロックアートの鑑賞ポイントを訪れることはできます。

Arnhem Land(アーネムランド)の旅のベストシーズン

Top End(トップエンド)に位置するArnhem Land(アーネムランド)には雨期と乾期がありますが、1年を通して美しい姿を見せてくれます。 

Arnhem Land(アーネムランド)のすべての魅力を満喫するには、乾期(5月〜10月)に訪れることをおすすめします。雨期には大地の生命力を感じることができますが、増水のため道路が閉鎖されたり、ツアーが中止になったりする可能性があります。せっかくですから、このような事態にならないように旅の季節を選んでください。

Tennant Creek(テナント・クリーク)の旅のベストシーズン

テリトリーの真ん中に位置するため、車やキャンピングカーで移動する場合はTennant Creek(テナント・クリーク)で一晩過ごすことがあるかもしれません。四季折々の気候の変化がありますが、1年のほとんどは太陽が輝く青空を期待できます。1時間南に位置する美しいDevils Marbles(デビルズ・マーブルズ)を訪れるのに最適です。

晩秋(5月)と早春(9月)は、毎日の気温が18〜30°Cで快適な旅を楽しめます。砂漠性気候のため夜は涼しくなるので、念のためジャンパーを荷物に入れておくことをおすすめします。

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