アーネム・ランドの国境にあるイースト・アリゲーター・リバーを1日かけてクルーズし、この地域最大の海水ワニに出会えるかもしれません。
カカドゥのビラボンで睡蓮の中に半分沈んでいるワニは、ノーザンテリトリーの象徴的なイメージです。このワニを間近で見ることは、自然が持つ最も崇高で致命的な力を目の当たりにすることなのです。この壮大な生物は世界最大の爬虫類で、2億年以上にわたってこの地を歩き回ってきました。
海水ワニ
世界23種のワニの中で、オーストラリア海水ワニ(ギンガ)は最も大きく、体長6mを超える最も危険なワニです。淡水域と河口域の水路に生息し、抜け目のない攻撃的なハンターでもあります。内気な淡水ワニ(マジャルキ)は、カカドゥのビラボン、プランジプール、淡水河川で見られる小型の種です。
この強烈な生き物を見つけられるかどうか心配な方、どうぞご安心を。トップエンドには、人間1人に対して1匹のワニがいると推定されます。良い仲間になれるかどうかは、また別の話ですが。
アリゲーターリバー
アーネム・ランドの国境にあるイースト・アリゲーター・リバーをクルーズして、この地域最大の海水ワニを発見しましょう。先住民のツアーガイドから、この古代生物が持つ文化的意義について学び、思い出に残る写真を撮りましょう。
近くのウビア(Ubirr)地方では、ロックアートに描かれたこの古代の生き物を見て、アボリジナルのドリームタイム(創造)の神話における彼らの位置づけを理解する旅に出ましょう。
誰が誰を見ている?
世界的に有名なイエローウォーターの湿地帯には、ワニや鳥類が多く生息しており、野生動物の宝庫として知られています。この静かな水面をナイトクルーズすると、静かなワニの赤い目があなたを見ているのが見えます。
ムイレラ(Muirella)キャンプ場近くのカカドゥ・カルチャー・キャンプ(Kakadu Culture Camp)は、カカドゥとその最も有名な爬虫類を体験するのに最適な場所です。ジャラジン・ビラボン(Djarradjin Billabong)でスポットライトを使ってワニを探し、ビンジ・アボリジニの人々が公園内でどのようにワニを管理しているかを学びます。